BJ枝松教室 大学入試情報【1】

現在の高1生から、新しい学習指導要領での学習が始まっていることをご存じですか?
それに伴い、現高1生が受験する大学入試から大幅な変更がなされることになっています。

今回から数回にわたって、各科目の注目すべきポイントについてお伝えします。


 情報Ⅰ
第1回目は、「令和7年度共通テスト」から新たに教科として追加される『情報Ⅰ』についてです。
『情報Ⅰ』で扱う内容は、プログラミング、ネットワーク、データベースの基礎など、
これからの情報社会の時代に必要とされる知識になります。
以下、大学入試センターから11月9日に公表された『令和7年度大学入学者選別に係る大学入学共通テストに関する検討状況』から一部抜粋してお伝えします。

まず今回発表された試作問題から、共通テストでの『情報Ⅰ』の配点は100点となることがわかりました。
理科や地歴・公民と同じ配点になるので、全体に占める比重はそれなりにあります。

試作問題『情報Ⅰ』の概要

また、よく話題に上がるプログラミングについても、単純なものだけではありましたが試作問題の第3問でしっかり出題されています。

試作問題『情報Ⅰ』第3問

※『情報Ⅰ』の教科書で扱われるプログラミング言語は様々であることから、
共通テスト用のプログラム表記が使用されています。

ただ、今回の試作問題では、知識重視ではなく、設問を読んで答えていく読解型(情報処理型)の問題も多かったように感じました。

試作問題『情報Ⅰ』第2問

そのため、文章量が全体的にかなり多くなることから、
共通テストにおける『情報Ⅰ』は時間との戦いになることが予想されます。
類似問題に数多く当たっていくことが、共通テストに向けての対策になるでしょう。

今回の大学入試センターの公表を受け、今後各大学は2022年度中に、配点を含めた『情報Ⅰ』の扱いを具体的に公表していくことになります。
北海道大学など、“必須科目とするが配点しない”という方針を示している大学もあることから、今後の各大学の公表内容には要注目です。

これまでなかった新しい教科なので不安に感じる人も多いと思いますが、
まずは正確な最新の情報を入手していくことが大切です。


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