
- エィブルエグゼTOP
- 11月3日「テスト会」実施報告
▼学年別受験者数('23年11月全国統一小学生テスト)
年長 | 小1 | 小2 | 小3 | 小4 | 小5 | 小6 | 計 | |
全国 | 4,057 | 13,096 | 17,104 | 23,744 | 24,309 | 23,607 | 18,121 | 124,038 |
愛媛県 | 47 | 134 | 187 | 265 | 281 | 330 | 324 | 1,568 |
'22.11月 | |
全国 | 140,091 |
愛媛県 | 1,668 |
▼学年別平均点('23年11月全国統一小学生テスト)
小1 | 小2 | 小3 | 小4 | 小5 | 小6 | |
満点 | 300 | 300 | 300 | 500 | 500 | 500 |
全国平均 | 206.9 | 176.8 | 173.1 | 271.9 | 280.1 | 274.8 |
愛媛県平均 | 211.5 | 174.5 | 168 | 273.5 | 277.1 | 281.1 |
愛媛県−全国 | +4.6 | -2.3 | -5.1 | +1.6 | -3 | +6.3 |
※小1〜3は2科, 小4〜6は4科
“知っている”ことから“思考力”へ!
全国的に、ここ数年の中学入試では「思考力を問う」問題が出されることが一種の流行になっています。
これから先の世の中がどう変化するかはあくまでも予測の域を出ませんが、AIの急速な発達によって私たちに求められる能力が従来のものとは大きく異なるものになることは間違いないでしょう。
そういう未来の社会を生きていくのに必要不可欠な力こそが “思考力”であると言えます。
従来、中学入試の問題は「知っていればできる」問題が多く出されていました。
それは結局「どれだけいろいろなことを知っているか」を競うもので、知識量の多寡が合否を決定することになりがちでした。
しかし現在では、あるテーマに対してグラフや表などで様々な資料を提示しつつ、それらを材料にして正解を導き出すような問題の形式が増えています。
それによって、ただ“知っている”ということだけではなく、「与えられた条件のもとで、どう問題を解決するか」の道筋をしっかり立てられるかということが問われているわけです。
では、そうした問題に対処するのに知識が不要なのかと言えば、そうではありません。
むしろ、示された資料の何をヒントにするべきかの判断を素早くするには、「正確な知識」が不可欠となります。
ここで言う「正確な知識」とは、即座に「使える」状態になっているものであり、「そう言えば聞いたことがある」という曖昧なものではありません。
原理原則・本質を理解している事柄のことを、「正確な知識」と呼ぶのです。その前提は、「明確に定義がなされていること」です。
確固たる定義があれば、知識はブレることはありません。それを適切に使いこなす力こそが、“思考力”なのです。
つまり、“思考力”の根底には確固たる定義に裏打ちされた知識が存在するべき、ということになります。
エィブルエグゼでは、どの学年でもこの「定義」を重視しています。
科目指導だけでなく、様々な場面で「〇〇とは何か」という問いかけを多く行っています。
日頃からそうした「定義」の重要性に触れることが反復練習となり、それによってただ“知っている”だけのことをうまく「考える」ための材料とすることができるようになります。
そうして“思考力”を日々養っているのです。
毎日の学習の中で、“知っている”というだけで満足せず、さらに掘り下げることで、「考える」ための材料作りをする意識を持つことが大切です。
この冬は“思考力”を一緒に鍛えていきましょう!