◆“合格プロジェクト(GP)2026!”スタート
25年春の県立高校入試の志願者数は総定員を下回り、11年連続の定員割れとなりました。
全県の最終倍率は0.92倍と、県教委の想定を若干上回りました。松山地区は1.13倍と昨年の1.09倍から一昨年並みの水準まで回復しましたが、東予・南予と比較すると高倍率でした。松山地区とそれ以外の地域との倍率格差は相変わらず「大」です。
入試問題に関しては、設問の傾向など、数学で一部変更がありましたが、昨年から大きな変化はありません。今年は英語がやや易しく、国語がやや難しかったようです。5教科平均点は若干上がりそうです。入試問題の傾向・平均点予測は下記「入試5科目の平均点予想」を参考にしてください。
ably.NETでは、“合格プロジェクト(GP)2026!”がスタートしました。「東高合格プログラム」と併せて、第一志望校の受験・合格を目指す皆さんを、今年も最後までしっかりと応援します。
◆入試5科目の平均点予想
昨年の5教科入試平均点は、131.3点と前年の129.6点より若干上昇したものの、2年連続の低得点。果たして、今年は140点の壁を越えられるのか…。
国語
大問の構成・問題数・出題内容とも例年と同様。45分の限られた時間で約5000字の文章量を読み解くための対策として、スピードを養うことが重要。また、記述問題は増加傾向にあるので、書くことに慣れる必要もあり。予想平均点は26.0点。〈↓〉
理科
出題形式に変化はないが、完全正答の問題が多かった。選択問題が多く計算問題が少なかったので、受験生には簡単に映ったはず。但し、文章量は相変わらず多く(7134字)、いかに正確に読み取るかが大切。予想平均点は24.0点。〈↑〉
社会
大問構成・小問の数とも昨年とほぼ同じ。特に新しい切り口の設問もなく、出題内容も例年通り。受験生の反応もほとんどが「易しかった」とのこと。分野を限定しない総合的な出題なので、苦手単元を作らないことがポイント。予想平均点は28.5点。〈↑〉
数学
今年の特長は「データの活用」が大きく出題されたことと、図形の扱い(三平方の定理・体積・表面積)が軽くなっていること。他の出題は従来通りといって良い。予想平均点は26.0点。〈↓〉
英語
問題構成や傾向に変化はほとんどないが、長い文章が多く、問題文を読むのが大変。ただ、全体的な問題量は昨年に比べてやや減ったため、取り組みやすく感じた受験生も多かった。予想平均点は26.5点。〈↑〉